DAG's 洋画コーナー ❝ ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 原題:Pentagon Papers ❞
はじめに
ようこそ DAG's diary へ
本日のテーマは、DAG's 洋画コーナー です
お送りする洋画は、 ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 原題:Pentagon Papers です!
それでは、皆さん 楽しんでってください! (* ˃ ᵕ ˂ )b
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 原題:Pentagon Papers
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(原題:The Post)は、2017年のアメリカ合衆国のサスペンス映画
概 要
ジョン・F・ケネディとリンドン・B・ジョンソンの両大統領によってベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に戦争に対する疑問や反戦の気運が高まっていたリチャード・ニクソン大統領政権下の1971年、以前に戦況調査で戦場へ赴いたことがある軍事アナリスト ダニエル・エルズバーグは、ロバート・マクナマラ国防長官の指示の元で自らも作成に関わった、ベトナム戦争を分析および報告した国防総省の最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を勤務先のシンクタンク、ランド研究所から持ち出しコピー機で複写、それをニューヨーク・タイムズ紙の記者 ニール・シーハンに渡し、ニューヨーク・タイムズがペンタゴン・ペーパーズの存在をスクープする
ワシントン・ポスト紙の発行人のキャサリン・グラハムと部下で編集主幹のベン・ブラッドリーは、ペンタゴン・ペーパーズについての報道の重要性を理解し、ベンはキャサリンの友人でもあるマクナマラ長官からニューヨーク・タイムズが掲載しなかった残りの文書を手に入れるよう、彼女に進言する
だが、友人を追い詰めたくないとキャサリンから拒否され、ベンが仕方なく別の情報源を探り始めたとき、デスクに謎の女性から文書の一部が持ち込まれる
至急記事にしようと躍起になるベン達だったが、この文書もタイムズ紙から先にスクープされてしまう
しかし、2回も政府の機密文書をスクープしたことで、タイムズ紙は政府から記事の差し止めを要請される
それを知ったキャサリンはベンにその旨を伝え、差し止め命令が下されれば記事にすると法律違反となり、ポスト紙での掲載もできないと警告するが、これをチャンスと見たベンは、彼女の注意をよそに文書の入手を部下に命じる
かつてランド研究所に勤めていたポスト紙の編集局次長 ベン・バグディキアンは、リークした人物が自分の知人ではないかと推測し、エルズバーグと接触することに成功する
そして、彼から残りの文書を入手してベンの自宅に運び、ページ番号が切り取られ順番がバラバラになった文書を、ベンが呼び集めた記者数人で繋ぎ合わせ、法律顧問からも法律上の問題について話し合おうとする
だが、記事掲載を役員と法律顧問から反対され、記者達は彼らと舌戦を繰り広げる
文書を記事にすると自社を潰すことになるのではと危惧し、選択に苦悩するキャサリンはマクナマラ長官にアドバイスを求め、その夜、電話でベン達から決断を迫られる
側近のフリッツ・ビーブが「自分なら掲載しない」との発言を受け、記事の掲載を決断する
そしてニューヨーク・タイムズと時に争いながらも連携し、「戦争中における政府の機密漏洩」という事態そのものを問題視し、記事を差し止めようとする政府と裁判を通じて戦う..
キャスト
キャサリン・グラハム 演 - メリル・ストリープ
ワシントン・ポスト社主・発行人
ベン・ブラッドリー 演 - トム・ハンクス
ワシントン・ポスト編集主幹
トニー・ブラッドリー 演 - サラ・ポールソン
ベン・ブラッドリーの妻
ベン・バグディキアン 演 - ボブ・オデンカーク
ワシントン・ポスト編集局次長・記者
フリッツ・ビーブ 演 - トレイシー・レッツ
ワシントン・ポスト取締役会長
アーサー・パーソンズ 演 - ブラッドリー・ウィットフォード
ワシントン・ポスト取締役
ロバート・マクナマラ 演 - ブルース・グリーンウッド
第8代アメリカ合衆国国防長官
ダニエル・エルズバーグ 演 - マシュー・リース
元アメリカ合衆国軍事アナリスト
ラリー・グラハム・ウェイマウス 演 - アリソン・ブリー
キャサリン・グラハムの娘
メグ・グリーンフィールド 演 - キャリー・クーン
ワシントン・ポスト社説編集
ロジャー・クラーク 演 - ジェシー・プレモンス
ワシントン・ポスト上級法律顧問弁護士
アンソニー・エッセイ 演 - ザック・ウッズ
ワシントン・ポスト顧問弁護士
ハワード・サイモンズ 演 - デヴィッド・クロス
ワシントン・ポスト編集局次長
フィル・ジェイリン 演 - パット・ヒーリー
ワシントン・ポスト記者・社説編集
ジーン・パターソン 演 - ジョン・ルー
ワシントン・ポスト編集局長
マレー・マーダー 演 - リック・ホームズ
ワシントン・ポスト記者
チャルマーズ・ロバーツ 演 - フィリップ・キャズノフ
ワシントン・ポスト外交特派員主任
ジュディス・マーティン 演 - ジェシー・ミューラー
ワシントン・ポスト記者・コラムニスト
エイブ・ローゼンタール 演 - マイケル・スタールバーグ
ニューヨーク・タイムズ編集局長
アン・マリー・ローゼンタール 演 - デボラ・グリーン
エイブ・ローゼンタールの妻
ドナルド・E・グラハム 演 - スターク・サンズ
ワシントン・ポスト記者。キャサリンの息子
マイケル 演 - ウィル・デントン
インターンのワシントン・ポスト記者
リズ・ハイルトン 演 - ジェニファー・ダンダス
キャサリンの個人秘書
ジェームズ・グリーンフィールド 演 - クリストファー・インヴァー
ニューヨーク・タイムズ編集人
ニール・シーハン 演 - ジャスティン・スウェイン
ニューヨーク・タイムズ記者
リチャード・ニクソン 演 - カーゾン・ドベル
第37代アメリカ合衆国大統領
スタッフ
監 督 スティーヴン・スピルバーグ
脚 本 リズ・ハンナ
ジョシュ・シンガー
製 作 エイミー・パスカル
スティーヴン・スピルバーグ
クリスティ・マコスコ・クリーガー
おわりに
2018年1月14日、本作がレバノンのレイティング審査で却下されたという報道がありました
スピルバーグ監督が『シンドラーのリスト』(1993年)でエルサレムでの撮影を行ったことが問題視されたためだそうです
17日、レバノンの首相を務めるサード・ハリーリーの介入もあり、本作に対する上映禁止の決定が覆されたと報じられました (* ˃ ᵕ ˂ )b